1.全国各地で使用される動植物の《方言名》を、県単位で種類毎に取り纏める
2.《別名》《異名》《俗名》など、一般に使用されている《呼び名》からも検索するこ
とが可能
〔例〕 オタマジャクシ⇒カエル類(幼) アリジゴク⇒ウスバカゲロウ類(幼)
キツネ⇒ホンドキツネ マムシ⇒ニホンマムシ
オンナノコ⇒ヒト(♀幼) ペンペングサ⇒ナズナ
ツクシ⇒スギナ(胞子茎) マツカサ⇒マツ類(実)
3.
「同名異種」の動植物の《方言名》も、正確に識別することが可能
〔例〕 カマキリ⇒魚と昆虫 カラス⇒鳥と魚 サワラ⇒樹木と魚
アカザ⇒野草と淡水魚 オヒョウ⇒魚と樹木 シジミ⇒貝と蝶
4.
《仮名表記》は、それぞれの動植物の名前の語源/由来がわかるよう配慮した
〔例〕 ミミズク⇒ミミヅク(耳付く) ホウズキ⇒ホオヅキ(頬付)
ヤジウグイス⇒ヤヂウグイス(谷地鶯) カズラ⇒カヅラ(鬘)
エビズル⇒エビヅル(海老蔓) ジバチ⇒ヂバチ(地蜂)
5.
(雄)(雌)(幼)(若)(老)(卵)(蛹)(繭)(葉)(花)(実)(種子)(茎)
(花芽)(塊茎)など、成長過程や部位別の《方言名》も収録
6.
使用地域は市町村単位とするが、資料性を尊重し、現在、合併などで
消滅した地名も原記載のまま収録
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